こんにちは！　新潟市西区にあります『ぜろすぽ鍼灸院・整骨院 青山』です！

 

今回も、頭痛特集　第二弾　

ということで、前回に引き続き【頭痛】について紹介します！

まずは、前回のおさらいとして、

頭痛は大きく２つに分けられ、何度も繰り返し頭の痛みなどの症状が出る【一次性(慢性）頭痛】と、

脳や他の病気が原因となって起こる【二次性頭痛】があります。

今回は、一次性(慢性）頭痛の中でも【緊張性頭痛】について解明していきます！！

 

緊張性頭痛とは、頭の周りや首の後ろから肩、背中にかけての筋肉が緊張するために起こる頭痛です。

緊張性頭痛は、日本人に最も多く、15歳以上のおよそ5人に1人の人がこの緊張性頭痛に悩まされています。

また、男性より女性のほうが1.5倍程度多く生じています。

 

緊張性頭痛の主な原因として身体的ストレスから生じるものと、精神的ストレスから生じるものがあります。

＜身体的ストレス＞

無理な姿勢の維持や長時間のパソコンの使用など長時間の同じ姿勢によって頭から肩にかけての筋肉が固まり、血流が悪くなると、乳酸などの疲労物質がたまり、これが神経を刺激してしまうことで痛みを引き起こすと考えられています。

 

＜精神的ストレス＞

精神的に緊張した状態が長期間続くと、脳の痛みを調整する部位が機能不全を起こし頭痛を引き起こしてしまうのです。

なので、生真面目な性格や几帳面さを持った人がかかりやすいと言われています。

 

また、目の疲れ、冷房による冷え過ぎなども原因の一つとして考えられると言われています。

 

では、ここで皆さんの頭痛が緊張性頭痛なのかチェックをしてみましょう！！

▢　頭の両側に起こる

▢　圧迫・締めつけるような痛み

▢　痛みを我慢できる・仕事などがこなせる

▢　体を動かしても痛みが悪化しない

▢　頭痛が起きても吐き気・嘔吐はない

▢　猫背だと言われる

上記に当てはまる方は、緊張性頭痛の可能性があります。

 

 

これらは、緊張性頭痛の症状・原因とされていて、

緊張型頭痛は、にぶい痛みが特徴ですが、我慢できないほどではないのが普通です。

頭痛が数時間～数日反復的におこる場合と、持続的に毎日のように続く場合があります。

また、姿勢が原因として首や肩のこりの症状を伴うこともあります。

しかし偏頭痛とは違い、嘔吐を伴うことや光や音に敏感になるといったような症状がみられることは少ないです。

 

そんな緊張性頭痛の症状にも予防策・対策があります！

①温める＆動かすが痛み緩和の近道！！

筋肉の血行が悪くなることで生じる緊張型頭痛は、「温める」ことや「体を動かす」ことで痛みの緩和に有効的です。

面倒でもしっかりとお風呂に浸かって体を温めることを心掛けましょう！また、肩や首を蒸しタオルなどで温めることもおすすめです！

また、ストレッチで首や肩を動かしたりしてみましょう。

 

②長時間のデスクワークではこまめな休憩を！！

デスクワークを長時間行ったら、5～10分間は休むなど、意識して休憩をとりましょう。休憩中は、立ち上がって伸びをしたり、少し歩いたりと少しでも動くようにしましょう。

 

③頭痛などの症状を和らげるツボを刺激する！

　特に、後頭部に存在する「天柱（てんちゅう）」というツボは、痛みに関する神経が集まっている

所にあたるため、症状の緩和が期待できます！