産後うつ
- 出産後とても涙もろくなった
- 判断力が低下して育児しながらぼーっとしてしまう
- 落ち込みやすく自分が母親失格だと感じてしまう
- 感情の起伏が激しくなり、攻撃的になってしまう
- すべてを投げ出して逃げたいと思う時がよくある
産後うつとは?|ゼロスポ鍼灸・整骨院グループ 新潟市
産後1ヶ月を過ぎ、状況が落ち着いてきた頃に精神のバランスが崩れやすくなるのが、産後うつです。
マタニティブルーは環境の変化にまだついていけない産後3日以内に起こりますが、産後うつは本格的に育児が始まることで発症します。
最近ネットなどでよくいわれる「ガルガル期」も産後うつの一種とされています。
これは、母性本能と攻撃性が非常に強くなり、赤ちゃんを自分以外には触らせたくないと相手に対して強い嫌悪感を覚える症状です。
産後うつの原因とは?|ゼロスポ鍼灸・整骨院グループ 新潟市
この症状の原因には、以下のことが挙げられます。
- ①ホルモンバランスの変化
出産後は数日中に女性ホルモンが一気にゼロに近くなり、母乳分泌を促すプロラクチンホルモンが増えてきます。
妊娠前のバランスに戻るまでに3~4ヶ月はかかるため、その間はこの変化に心身がついて行けず、自律神経が乱れやすくなります。
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②育児による疲労の蓄積
赤ちゃんのお世話は24時間待ったなしで、母親は充分な睡眠時間も食事時間も取れません。
そのため疲労が蓄積し、心身共に疲れ切ってしまうのです。
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③育児に対するプレッシャー特に初産の場合は育児に自信が持てず、何もかも手探りです。しっかり育てなければと思うあまりプレッシャーとなり、しかも、回りからの意見やネットの情報などに振り回され、どんどんパニック状態になってしまいます。
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④自分の時間が全く取れないことへの焦り育児に忙殺された毎日を送っていると、自分の時間が全く取れなくなります。いつまでこの状態が続くのか、回りから取り残されてしまうのではないか、といった焦りが押し寄せてきて、その考えから抜け出せなくなります。
当院の治療方針|ゼロスポ鍼灸・整骨院グループ 新潟市
当院では、産後うつは歪んだ骨盤による自律神経の乱れにある、と考えています。
産後は骨盤が緩んでおり、赤ちゃんの抱っこや授乳などで骨盤がずれたり歪んだりしやすくなっています。
骨盤がずれれば、骨盤を土台とする背骨もずれます。
背骨内には自律神経が通っているため、自律神経が乱れて産後うつになりやすくなるのです。
そこで、当院では鍼灸治療と産後の骨盤矯正によって骨盤を正しい位置に戻し、自律神経の働きを正常にしていきます。
また、骨盤を矯正すると、産後胎児のいたスペースに落ち込んでしまった内臓の位置も戻すことができるため、健康状態が良くなっていきます。
また、鍼灸で血行が良くなると蓄積された疲労が取り除かれ、毎日元気に子育てできるようになってくるのです。
産後の心身の疲れは溜め込まず、当院のスタッフに何なりとご相談ください。